この記事は Spumote のソースコードから生成した試験出力です。内容は確認中のため、正式な仕様は担当者に確認してください。
この機能でできること
Spumote は、外部の AI クライアント(Claude など)から自社の Spumote 組織を操作するための入口を持っています。- MCP サーバー: MCP(Model Context Protocol。AI クライアントが外部サービスの「道具(ツール)」を使うための共通規格)に対応した接続先です。Claude などに Spumote をつなぐと、「先週の売上を集計してグラフにして」「このデータでワークフローの下書きを作って」といった依頼を、AI が Spumote のツールを呼び出して実行します。
- M2M API(システム連携用 OAuth クライアント): 人が操作しない社内システムやバッチから、決めた権限の範囲で Spumote の MCP を使うための認証情報(クライアント ID とシークレット)を発行する仕組みです。
画面の場所
- MCP サーバーの接続先 URL と接続手順: 管理画面の 設定 › 接続先 にある「AI アシスタント ( MCP )」の節(「エンドポイント」「つなぎ方」)。URL は「読み書き」「読み取り + SELECT 実行 ( 書き込みなし )」「読み取り専用」の 3 種類が表示されます
- MCP サーバーへの接続操作: AI クライアント(Claude など)側のコネクタ設定で、上の URL を登録します
- M2M 用 OAuth クライアント: API(
/v1/oauth-clients)から発行・一覧・失効します(オーナーのみ)
MCP サーバーにつなぐ
接続の流れ
- AI クライアントのコネクタ(外部ツール連携)設定に、Spumote の MCP の URL を登録します(claude.ai では 設定 › コネクタ › カスタムコネクタを追加)。
- 初回接続時にブラウザで Spumote のログイン画面が開き、本人としてログインして接続を許可します(OAuth 2.1。パスワードを AI クライアントに渡さずに、許可した範囲の「通行証(アクセストークン)」だけを渡す方式)。
- 接続後、AI はまず組織一覧ツールで操作対象の組織を選びます。複数の組織に所属している場合、AI は組織を切り替える前に利用者へ確認するよう指示されています。
- 以降、利用者が AI に依頼すると、AI が必要なツールを選んで呼び出します。ツールの説明は既定で日本語です。
接続先の種類(モード)
同じ MCP サーバーに、できることの範囲が違う 3 種類の入口があります。用途に合わせて URL を使い分けます。
さらに
/mcp/x/<ツール群>(例: ワークフローだけ)で、出すツールの分野を絞った入口も作れます。分野は orgs(組織)/data(データ)/files(ファイル)/catalog(データカタログ)/workflows(ワークフローの参照・実行)/workflow-authoring(ワークフローの作成)の 6 種類です。URL の末尾に ?lang=en を付けるとツールの説明が英語になります。
許可する範囲(スコープ)
接続を許可するときのスコープ(8 種類)と、それぞれに必要なロール権限です。本人のロールに権限が無いスコープは、許可しても使えません(詳しくは付録A 権限一覧)。ツール群ごとにできること
データ操作
- 組織の BigQuery のデータセット・テーブル一覧の取得、テーブルの先頭行のプレビュー(最大 100 行)。
- クエリの見積もり(dry-run。実行せずに構文とスキャン量を確認、課金なし)と、SELECT の実行(結果は既定 100 行・最大 1,000 行)。
- データを変える文(INSERT/UPDATE/DELETE/CREATE など)は 二段階 でしか実行できません。1 回目は実行せず「流れる SQL」と確認用の合言葉(5 分で失効)が返り、AI はその SQL を利用者に見せて承認を得てから 2 回目を呼びます。途中で SQL を書き換えると拒否されます。
- ワークフロー(自動処理)の一覧・定義の参照、下書きの検証、作成・更新・有効化・一時停止・削除、手動実行、実行状況とログの確認、失敗したステップからの再実行、実行中の処理のキャンセル。
- データ到着チェック(アセットセンサー。S3/GCS/SFTP のファイルや BigQuery のパーティションが届いたかを定期的に見に行く仕組み)と、失敗通知の宛先(通知セット)の作成・更新・削除。
- ファイル接続先の一覧、Spumote 管理ストレージ(Spumote が用意する組織専用の保管場所)の接続先作成、接続先の名前・状態の変更や無効化。シークレット(鍵やパスワード)は AI に一切返しません。
データカタログ
テーブルや列の意味(表示名・説明・タグ・主キー・業務上の型など)を記録した「データカタログ」を読み書きします。AI が書いた内容は「AI の提案(未承認)」として保存され、変更履歴に「MCP から」と残るので、人が管理画面で確認してから承認できます。利用者が内容を明示的に承認した場合だけ、AI が承認まで行えます。分析レポート
AI が作った SELECT とグラフの設定(折れ線・棒・面・円・ファネル・数値・表・日本地図)を「分析レポート」として保存します。SQL は Spumote 側で実行され、結果の行は AI に返りません(返るのは件数・列名・閲覧 URL など)。保存したレポートは組織のメンバーが URL から閲覧できます。さらに、保存したレポートを毎週月曜 9 時などの定期配信にできます(通知にはレポートへのリンクと出力テーブル名だけが載り、データ本体は載りません)。 あらかじめ用意された分析の手順書(プロンプト)も配布しています。ダッシュボード
組織のホーム画面に並ぶ共有ダッシュボード(メモカードと分析レポートのカード)を読み書きします。保存は全カードの置き換えなので、AI は最初に現在の内容を読み、他のカードを残したうえで保存します。他の人が先に更新していた場合は保存が拒否され、読み直しが必要です。削除したメモも過去の版から復元できます。設計ガイド
Spumote のデータ設計の型(データの層の分け方、標準テーブル、機密データの分離、命名規則など)を AI が必要な節だけ取り出して参照します。AI がワークフローやテーブルを設計するとき、組織の流儀に沿ったものを作るための参考資料です。MCP ツール一覧
「入口」列は、そのツールが出る接続先です(読取=すべての入口/クエリ=/mcp/query と /mcp/全=/mcp のみ)。「必要な権限」はロール権限で、対応するスコープも必要です。
組織・共通
データ・クエリ・分析
データカタログ
ワークフロー・センサー・通知・ファイル
M2M API(システム連携用 OAuth クライアント)
人がログインして許可する代わりに、システム用アカウント(サービスプリンシパル)とクライアント ID・シークレットを発行し、システムが自動でアクセストークンを取得して MCP を使う方式です(OAuth の client_credentials 方式)。- オーナーが、名前・割り当てるロール・許可するスコープ(1 つ以上)を指定して発行します。
- 発行時の応答にだけシークレットが含まれます。以後は二度と取得できないので、その場で安全に保管します。
- 不要になったら失効させます。
活用例
- 週次 KPI の自動配信: AI に「注文件数の週次推移をレポートにして、毎週月曜に届くようにして」と頼むと、分析レポートを保存し、定期配信のワークフローを下書きで作ります。内容を確認して有効化すれば、以後は AI なしで毎週通知が届きます。
- 分析は任せて、データの変更はさせない: 分析担当には
/mcp/queryの入口だけを案内すると、AI は自由に集計できますが、ワークフローの作成やデータの変更はできません。
注意点・制限
- AI ができることは、接続時に許可したスコープと本人のロール権限の両方を満たす範囲に限られます。ロールを超える操作はできません。
- 機密レベル「一般」のロールでは、クエリ結果はマスクされたまま AI に渡ります。
- SELECT の実行は既定 100 行・最大 1,000 行、スキャン課金の上限は既定 10 GiB(指定で最大 1 TiB)です。分析レポートの保存は既定 100 行・最大 1,000 行です。
- データを変える SQL は、AI が実行前に利用者へ SQL を見せて確認するよう指示されています。
- シークレット(接続先の鍵など)は、どのツールからも返りません。
- MCP 経由の呼び出しは、経路「mcp」として監査ログに残ります。
関連ページ
- 付録A 権限一覧
- 付録C APIエンドポイント一覧
- 02-3-1 自動処理(ワークフロー):基本と作り方